「里山物語」第13回支援─北アルプス山麓の森で野外保育に取り組む「野外保育森の子」。バイオマストイレキットの購入費などを支援しました。

「里山物語」を通じた第13回の支援を実施しました。今回の支援先は「野外保育 森の子」です。

 

農業や薪炭生産など、生活を支えることが主目的だった里山に新たな価値を作り出す例として、里山保全再生ネットワークは自然保育に着目してきました。拠点を置く長野県では、数多くの自然保育団体が活動しています。その一つが安曇野市の「野外保育森の子」です。自然の中で子どもたちを育てたいという親御さんたちと保育者が、北欧の野外保育園をモデルにして発足したとのことです。

野外保育森の子」で子どもたちは3歳〜就学前と、異年齢の集団で過ごします。毎日を北アルプス山麓の野外で過ごし、さまざまな自然に触れてたっぷりと遊びながら、たくさんの発見をしています。日々の遊びや生活の中で、さまざまな感情がぶつかり合うこともあるようですが、一緒に笑ったり、けんかをしたり、泣いたりする中でこそ、他者への思いやりやコミュニケーション能力が育まれるというのが保育者の考え方です。

 

これまで何度か野外保育や、子どもの自然体験団体などを応援してきた里山保全再生ネットワークは「野外保育森の子」も応援することを決めました。要望された支援内容は、コンポストトイレのキット購入費と、トイレを置く小屋の部材調達費などです。

トイレは野外保育に不可欠なもの。また、コンポストであれば資源循環にも効果があります。活動内容、用途ととも「里山物語」の支援コンセプトに合致した支援事例となりました。

 

なお、今回の支援活動に至るまで、「里山物語」を使用してくださった企業・団体名(50音順)は下記の通りです。

 

アオイネオン株式会社

飯野海運

株式会社オルタナ

かんでんEハウス株式会社

シティライフ株式会社

中越パルプ工業株式会社

日本応用動物昆虫学会

 

ハリウッド株式会社